工事に入る前の準備中にハプニングが・・・ |

工事に入る前の準備中にハプニングが・・・

      2016/10/26

コチラで書きましたように、先日視察に行った栃木県の土地。その後検討を経て、最終的にこちらで始めることに決めました。
今回は借地ですから、土地を購入するのではなく地主さんとの賃貸借契約が必要です。その際、論点に挙がったのが、賃借権か地上権どちらで行うのか?ということ。
これは双方の話し合いで決まるのですが、一般に地上権の方が強い権利を有するため、地主さんとしては賃借権の方を望まれることが多いようです。

確かに賃借権であっても、登記をしていれば第三者に対しても対抗できることから通常はあまり問題ないようですが、念のため、地主さんの許可を得られるのであれば地上権でいきたいと考えていました。
とはいえ相手方のご事情もあることなので、最終的にどうなるかは話し合い次第です。今回の土地の話しを紹介してくれた施工会社さんにも間に入っていただきつつ、私としては、地上権を持つからといってそれを振りかざすようなことは全く考えていないこと、仮に何かあった場合は、勝手に行うのではなく相談して進めていきたいこと等も直接お伝えしました。結果的には相手方のご理解を得られ、ありがたかったです。

この話しと同時に進めたのが、農地転用のための手続きです。
借りる土地は農地としての取り扱いであったため、太陽光発電設備を入れるには転用の申請をし、「農業委員会」の許可を得る必要があったのです。
今回私は法人としての申請で、必要書類はこちらを指示されました。
締切日は毎月1度設けられており、そのタイミングで許可か否かの判断も行われます。

  • 会社の法人登記謄本
  • 会社の定款
  • 会社の決算書
  • 資金証明書(銀行の残高証明)

以上を用意&地主さんに郵送し、地主さんの方で農地転用申請の理由等を記した書類と一緒に提出していただきました。

しかし、ここでひとつ問題が。
法人の定款内容についてです。
今回申請したのは、もともと不動産等の資産管理として運営していた法人でした。そのため、定款に「太陽光発電に関する事業」を行う旨を入れていなかったのです。
その内容無しではどうやっても農地転用の許可は下りないとのことで、急きょ「定款変更」の手続きをせざるを得ず・・・そのための時間と費用がかかってしまいました。
管轄する農業委員会にもよるのかもしれませんが、法人で運営予定の方は事前に定款内容をチェックしておくことが必要です。
無事に定款変更も済み書類提出が完了した後は、農業委員会の方が来る現地立ち合い。
しかしながら指定された日程(こちらも1ヶ月に一度のよう)は、以前より海外へ行くことが決まっていたため、私自身が立ち会うことが難しい状況でした。1ヵ月後倒しにする選択肢もあったのですが、定款変更の件で既に少し遅れているため私としてはなるべく早く開始したいところ。
農業委員会の担当の方に直接電話をし、相談をしました。
こちらの希望としては、当日は施工会社の担当者さんに代理人として立ち会ってもらう、という選択肢を認めてもらえないかということ。
上の方にも話していただき最終的には、「委任状があれば」という条件で許可をいただきました。

こうして、少々予定外のハプニングもありながらも、なんとか土地については整い、あとは工事に入る前の事前確認を現地で行い、その後実際の工事へという段取りになったのです。

 - 太陽光投資コラム