太陽光投資と不動産投資における、収入&支出の特徴 |

太陽光投資と不動産投資における、収入&支出の特徴

   

4月になり、1年の中でも発電量が多くなる季節になってきました。
ただ今年の4月上旬は、関東では天候が不順で冷たい雨が続くことも多く・・・中旬になってようやく晴れる日も増えてきました。
日照時間が長くなってきているので、晴れれば発電も多くなります。そのため発電量は、日による格差が大きいと感じます。
例えば昨年12月では、1日発電量の最高値が262kWh。
これに対して4月(4月20日の段階)の最高値は412kWhで、12月の1.5倍です。
ということは、特に発電量が多くなる4月5月の天気が年間発電量に与える影響は、より大きいわけですね。

ちなみに、10月13日~4月20日においての月別の1日当たり最高発電量は以下でした。

発電量 発電量
10月(13日から) 327kWh 2月 352kWh
11月 292kWh 3月 362kWh
12月 262kWh 4月(20日まで) 412kWh
1月 301kWh --- ---

天気のことは自分ではどうしようもできないので、見守るしかありません。
「天候に左右されるのが太陽光投資」という意識はもちろんあるのですが、エコめがねで実際の発電量を見ていると日照による変化がよくわかり、改めて太陽の力を実感します。

こういった点は、ある程度自分で考えて動くことも可能な賃貸経営とは異なりますね。
以下、太陽光投資と不動産投資・賃貸経営との違いを、「収入」「支出」の視点で見てみたいと思います。

<収入>

◎特徴

・天候により左右されるが、これまでの日照量実績に基づいた予測の精度が比較的高い。

・経年によるパネル劣化による発電量減少がある。(年0.25~0.5%程度。メーカーにより異なる。)

・電力会社への接続に制限が設けられた(出力制御)ことへの懸念。

<支出>

◎必ず必要

・固定資産税(土地・設備)
借地の場合は、固定資産税の代わりに地代が必要。

◎各々の方針で変わる

・保険
火災保険、動産総合保険、施設賠償責任保険、休業損害補償保険

・雑草対策
1年に2、3回を目処に、草刈りを自分で行うか委託するか。費用対効果との兼ね合いもあるが、導入時に防草シートを敷く等の検討も。

・遠隔監視システム
遠隔監視システムは、当初導入時のイニシャルコストのみプランかイニシャルコスト&ランニングコストのプランを選べるよう10年間の契約で、それ以降は更新の必要がある。

・パネル洗浄
汚れは基本的に雨で流れるということも多いが、洗浄などすることで発電効率を高めるということも。

・修繕
パネルやパワーコンディショナーには、10年、25年といったメーカー製品保証がついているが、保証期間後は自身の費用で修繕(交換)が必要。

◎ローンをつけて購入する場合

・ローン返済

<収入>

◎特徴

・賃貸仲介の家賃査定や自己調査による事前予測の精度を高めることは可能だが、中長期的な視点では乖離が大きくなる可能性も。

・その地域の需給バランスは、都度変化する。

・退去がいつ起きるか、空室期間がどのくらいかは予測しきれない。

<支出>

◎必ず必要

・固定資産税(土地・設備)

・法定点検費(貯水槽、消防設備、エレベーター等)

・水道光熱費(共用部分)

◎各々の方針で変わる

・管理費
日常清掃や共用部分の電球交換、植栽管理といった建物に関するものと、日々の問合せや退去時立ち合い、入居募集など入居者関係の対応について、委託するか自身で行うのか。

・保険
火災保険、地震保険、施設賠償責任保険

・修繕
居室内においては、経年故障によりエアコンや給湯器、換気扇といった設備の修繕・交換等があり、建物全体の防水や外壁塗装等は大規模修繕と言われ、築20年前後で検討する人が多い。

・原状回復、リフォーム
退去時のリフォームをどこまで行うかはそれぞれの判断。最低限のみの場合もあれば、入居の決まりが早まるように少々グレードアップするなど、都度、効果を考えつつ行っていく。

・入居募集
退去後に次の入居募集を行う際、販売促進の意味合いで広告費等をかける場合も。

◎ローンをつけて購入する場合

・ローン返済

いかがでしょうか?
ざっと書き出しただけも、不動産投資(賃貸経営)の方が、太陽光投資よりも裁量が自分にあることが多い(良くも悪くも自分次第)とお感じになられたのではないでしょうか。
太陽光は一度設備を導入してしまえば、保有中に収入・支出をコントロールするために動くことは少ないのです。

一方不動産の方は、自分の経営次第である部分が多く、それらが上手くいくかどうかはわからないというのが難しいところ。試行錯誤を重ねながらつくり上げていくのを面白いと感じられるかどうかが、カギになりそうです。

 - 太陽光投資コラム